死ぬ瞬間


死ぬ瞬間―死とその過程について (中公文庫)

死ぬ瞬間―死とその過程について (中公文庫)


キュブラー・ロスの代表作らしい。

もともとは、禁煙関係の有名どころである、Joel's Libralyの以下の記事にこの本のことが書いてあった。それじゃ、オリジナルにあたっておこう、というのが読み始めた理由。
http://www.anti-smoke-jp.com/WhyQuit-jp/joel/Joel_03_13_stages_of_death.html

60年代ですでに患者を医療の中心にすえるべきとの動きがあったことは驚きである。

死期の迫った末期患者の心理が克明に記録されている。おどろかされることは、患者の思いわずらいが解消することで、心の平穏が達成されると、生への固執がとかれ、永遠の旅立ちの日を迎えるかのようである。

最後まで人は自らの尊厳を大事にしていることは忘れてはならないのだろう。