一つうえのアイデア

ひとつ上のアイディア。

ひとつ上のアイディア。

ひとつ上のプレゼンに続く、クリエイティブな方々のアイデアのひねり方。
大体共通しているのは

1.一時間集中する
2.会社の机ではアイデアはでない
3.一つでたアイデアはもう一段考え抜く。
4.いくつもの切り口を持つ(この切り口というかスキルが個人の持てる技)
5.紙に書き出す(書けないものはアイデアでない)
6.つまらないアイデアが出せないやつはいいアイデアもでない。
7.日々アンテナの感度を研ぎ澄まし、素材のインプットに努める
8.”いま”を意識し、そこから外れない

今回、不思議なほど皆さんの意見が一致していたのが面白い。

文字が変われば心もかわる

発想源で紹介されていた成澤翠玲さんの著作。
書いた字は書いた人に語りかけてくる、つまりは自分の内面を反映している、んだそうです。確かにそうかもしれません。
・バランスが大切だけど、八方美人になるわけでなく、中心を守るのです。
・長所は一杯あっても伝わらない。一つに絞るべき。
伝える、表現することの意味、大切さをいろいろと教えてくれる良書。

水を極める

TOTOマーケティング戦略の本。
「水を極める」。分かりやすくっていい言葉だと思います。
「水を極める」という言葉でコンセプトを語ることで、TOTOの目指すべき方向が全員に共有され、マーケティング戦略が方向付けられたという。言葉の威力のすごさ。アクアうんたらという言葉が一杯でてくるけど、水を極めるという言葉が一番分かりやすくイメージしやすいと思った。カタカナじゃ気持ちが通じナインだな。

人が化ければ会社もばける

ご存知、吉本興業会長の中邨氏の著作。これも発想源で取り上げられている。
空約束は遊びでもするな、人を育てるには後ろから見守るなど、上にたつ人間として心得るべき事項がテンコもり。
ピンチのあとにはピンチ。こういうスタンスが大切なんだろうな。

念ずれば花開く

アサヒビール会長の樋口広太郎氏が、アサヒビールの急回復をどのように行なったかの回顧的自叙伝。全然意識してなかったけど、たぶん発想源でも取り上げられているはず(胸に着けた誇りだったかな?)。忘れてたけど、きっと記憶が樋口氏の名前を思いこさせてくれたんだろう。

内容ははっきりといって面白い。

広告じゃないけど、すべてはお客様のうまいのために。
これ、単なるコピーなんじゃなくって、これが彼のやろうとしたこと。
商品が社会に喜んで受入られる。これが彼の目標であった
お客さんが喜んでくれるかどうかは自分たちでは分からないからテストマーケティングをする。自分たちが飲んでいるビールと、3ヶ月以上店先で放置されていたビールは味が違うことを認識する。コレが基本。そこに、前例がないから”やる”というチャレンジ精神。経営者は社員の夢を実現するよう努力をする。

大切なことを一杯教えてもらいました。

カリスマ体育教師の常勝教育

カリスマ体育教師の常勝教育

カリスマ体育教師の常勝教育

昨年末の東京ブック推薦NO.1の本書。
すばらしいの一言。
いいたいことは、ナポレオンヒルなんだけど、それを具体的にいかに実践していくかというレベルに落とし込んだ記録。とっても暑い。
書く力=分析力=具体的成功イメージ=実力 という図式を身をもって証明している姿はすごい。そして、皿洗いで全国優勝させてしまうという、「当たり前のことを続ける力」のすごさを見事に証明している。
この本の困ったことは、できることをやり続けることが力の源泉と言ってくれているから、こちらも手を抜くことが出来ない点にある。とりあえず、私のできることは何だろうと悩む前に靴をそろえることにした。