青春を山に賭けて
- 作者: 植村直己
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1977/01/25
- メディア: 文庫
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冒険家 植村直己氏が5大陸最高峰を踏破するまでの間について自ら記したもの。
南極大陸犬ぞり横断のイメージが強い冒険家の印象で、それ以上深く植村直己という人物を考えたこともなかった。ぼんやりと、道楽者と思っていたかもしれない。
しかし、彼の人生は波乱万丈というか破天荒というか。すばらしいバイタリティ。
頂上を頂くとその瞬間、次どうしようという思いがわきあがる。
心からの冒険家だったんだと感心する。
「ひとつ物が終わるとまた次の新しいものが始まる。
私の気持ちはいつも新鮮だ」
すごい人物だ。