逆説の日本史
- 作者: 井沢元彦
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1993/09/03
- メディア: ハードカバー
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人気シリーズ(らしい)逆説の日本史第一巻「封印された「倭」の謎」
出版間無しのころ購入したが、そのまま”積ん読”状態だったが、先日の宮大工・西岡常一氏の著作を読んでから、聖徳太子とかが気になり、最初2巻を読みかけたところツボにはまったので、順番どおり1巻から読むことにしたもの。
・大国主命と天照大神の国譲りの話:大国主の怨霊化と出雲大社建立(鎮魂)
・卑弥呼のなぞ:卑弥呼=天照大神説
など、 通説を覆すびっくりが一杯。大国主の話なぞはなるほどぉと思うのだだ、卑弥呼の話はなぜか納得できていない。ふむ、なぜだろう?
でも怨霊をキーワードに日本史をときなおす取組みは面白いと思う。
[9月28日追記]
- 作者: 井沢元彦
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1994/06/21
- メディア: 単行本
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第二巻 古代怨霊編も読了。
1巻から続けて読むと、記紀原理主義、宗教無理解主義の歴史学会体制批判と怨霊=>鎮魂のパターンに疲れてくる。天智暗殺、天武王朝=>平城京、藤原氏の台頭、大仏建立+国分寺、天武派のおわり、天智系の桓武即位、平安京遷都と、確かに読み応えがある内容で、あらためて歴史の教科書を読み直したくなる。でもパターンに疲れた。
すこしこのシリーズも休憩だ。