サンリオの奇跡

サンリオの奇跡―夢を追う男たち (角川文庫)

サンリオの奇跡―夢を追う男たち (角川文庫)

どうも、この本、絶版のよう。

もともと東京ブックで紹介されていた。
それから、よくよく読むと、「出会う人みな仕事の先生」に中で、筆者の内海さんが何度も読み返していると書かれてあった。

私も結局amazonのマーケットプレースで購入した。

少し時代を感じさせる部分もあるが、

1.グリーティングカードから始まり、キティーちゃんでブレイクするサンリオが、初期の段階から、愛を伝えるお手伝いをしていることを担う新たな産業を担っているとの気概を持っていること。

2.マーケティングという言葉を意識していないが、マーケティングをしっかりしていること

3.在庫管理と発注に、トヨタカンバン方式と同じ仕組みが作られていること

など、サンリオという会社のすごさを改めて関心している。
社長の辻さんのキャラクターに依存するところもあろうが、日本で珍しく「経営」を行っていた会社であるといえよう。いやはや、脱帽。